手足がむくむ!むくみの原因となる病気と確認すべき4つのポイント

むくみで困っている方は多いかもしれません。

足の慢性的なむくみを解消するためにマッサージをしたり漢方サプリメントを飲んだりしている方も多いでしょう。

気をつけなくてはならないのは、むくみは、そのむくんでいる部分だけの病気の場合と、内臓の病気の一つの症状としてむくみを見ている場合があるということです。

むくみの原因となる内臓の病気として、肝疾患(肝硬変)腎疾患(腎不全、ネフローゼ)心疾患(心不全)甲状腺機能低下症、などが挙げられます。

肝臓の病気の場合は血液検査や腹部超音波検査(エコー)、腎臓の病気の場合は血液検査、尿検査、心臓の病気の場合は心臓超音波検査(エコー)、甲状腺の病気の場合は血液検査などで精密検査が必要です。

以下の質問はそれを区別するためのものです。これらのポイントを確認してから病院を受診しましょう。

 

※これはあくまで「医師に自分の症状をどのように説明するか」をサポートするチェックリストです。診断が目的ではないため、病名は参考程度にしか記載していません。症状だけで病気を診断することはできません。必ず医師の診察を受けましょう。

このページの末尾にあるチェックリストを受診前メモとしてご利用ください。

 

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1. どの部分がむくみますか?

■一部分だけ

■複数箇所、あるいは全身

むくみが片手片足だけ、という場合は、静脈血栓症蜂窩織炎など、その部分だけの病気を考えます。

蜂窩織炎は、局所的な皮膚の細菌感染が原因で、その部分が熱を持って、赤みがある、というのが特徴です。熱が出る(発熱)ことも多くあります。

一方、両足全身という場合は、心臓腎臓肝臓甲状腺など、他の臓器の病気に原因がある場合があり、注意が必要です。

顔面という場合も、内臓の疾患のことが多くなります。特に腎臓の病気により全身にむくみが生じている場合、顔面にむくみが目立つ傾向があります。

一方、心臓の病気(心不全)でむくみが出る場合は、両足がパンパンにむくむ、というような症状が典型的です。

こういった内臓の病気の場合は、1箇所だけがむくむ、ということはあり得ません。

むくみが、他の臓器の疾患の一つの症状なのか、その部分だけの病気なのかは非常に重要です。むくむ部位を全て説明しましょう。

 

2. どのように始まりましたか?

■突然むくみはじめた

■数日、数ヶ月といった長い期間むくんでいる

突然に発症したむくみの場合は、薬剤によるものや、アレルギーによるもの(アナフィラキシー)などを考えます。

特にアレルギーによるものは、気道(喉〜気管の空気の通り道)にもむくみ(浮腫)が生じている場合があり、窒息などで命を落としたり、急激に血圧が下がる(アナフィラキシーショック)など危険な病気とされています。

長い期間むくみが持続している場合は、局所的なものであれば静脈血栓症感染炎症によるもの、全身の広い範囲のむくみであれば、上述のような全身疾患を考えます。

いつからどのように始まったかを説明しましょう。

 

3. 最近体重の変化はありませんか?

■ある

■かわらない

むくみの経過とともに体重が増えている場合は注意が必要です。

上述の、心臓や腎臓、肝臓の病気による、全身性の病気によって体液貯留(全身に水がたまる状態)が起こっている可能性があります。

体重を測って、変化がないかどうかを必ず確認し、増えている場合は、「いつから何キロ増えているか」を確認してきっちり説明しましょう。

 

4. 最近新しい薬を始めていませんか?

■新しい薬を始めた、または、これまで飲んでいた薬を変更した

■薬を飲んでいない

薬の副作用でむくみが出ることがあります。

これまで内服したことのない薬を最近内服した経緯があれば必ず説明しましょう。

薬は、病院で処方されるものだけではありません。漢方薬や、健康食品(サプリメント)も重要です。思い当たるものは必ず説明しましょう。

また、1年以上の長い期間継続している薬でも、突然副作用が出てくることがまれにあります。飲んでいる薬は全て説明しましょう。

 

「むくみ」受診前チェックリスト

1. どの部分がむくみますか、または全身ですか?
1箇所  複数または全身

2. どのように始まりましたか?
突然むくみはじめた
数日、数ヶ月単位でむくんでいる

3. 最近体重の変化はありませんか?
ある  ない

4. 最近新しい薬を始めていませんか?
新しい薬を始めた
始めていない

※スクリーンショットなどで受診時にお使いください。PCの方:Windowsの方はPrint Screenボタン、Macの方はshift + command (⌘) + 3でスクリーンショットできます。

 

他の症状を見る場合は以下の記事へ

病院で症状をうまく医師に説明する方法/13の症状とチェックリスト

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