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初心者向け|水泳ダイエットを始めるのに必要なもの&便利グッズ紹介

ダイエットや健康作りで水泳を始めたい、という人は多いと思います。

しかし、

何を買えばいいのか?

初心者でも水着はいいものを買ったほうがいいのか?

など、様々な疑問があるでしょう。

 

私は長年の水泳経験の中で、数え切れないほど多くの水泳用品を購入してきました

今回は、これまでの経験を生かして、水泳を始める初心者向けに必要なものをまとめます。

 

ダイエットは、少しでも継続しにくい要素があれば、すぐにやめてしまいます

継続するためにも、最初からきっちり道具をそろえておくことが大切です。

なお、今から挙げるものは全て私が購入したことがあるものです。

実際の経験に基づいて解説しますので、ご安心ください

 

水泳ダイエットについてはこちらもどうぞ↓

医師が教える正しい運動ダイエット|水泳かランニングどっちがおすすめか?

 

水泳に必須のもの

まず、これを買わないと水泳ダイエットはできない、というものから順に説明します。

 

水着

まず、水着を買いましょう。

スポーツ用品店に行けば、たいてい水着は下着の上から試着が可能です。

(私は普段使用している服と同じサイズを選んで間違いないので試着したことはなく、Amazon等の通販でも購入します)

 

水着は、耐久性を重視してください。

安物を買ってしまうと、プールの水で腐食し、すぐに使い物にならなくなります

SPEEDO(スピード)、ARENA(アリーナ)、ミズノ、アシックスなど、名の通った水泳ブランドのものを買いましょう。

トレーニング用の水着であれば、週2、3回のペースで練習しても1〜2年以上はもちます。

 

一方、競泳用(レース用)の水着は水の抵抗が低くなるよう薄く設計されており、耐久性が劣ります

(レース時などで限定的に使用するのが目的の水着です)

これを練習用に頻繁に使用すると消耗が速いので注意しましょう

また、レジャー用水着は水の抵抗が大きすぎて練習になりませんので、間違って買わないようにご注意ください。

「練習用」や「トレーニング用」と書かれたものを選びましょう。

上のリンクを参考にしてください。

 

ちなみに、水着にインナーは不要です。

男女とも前側には布が付いていますので、インナーの上に重ね着する必要はありません

女性は、必要ならパッドを別途購入して水着に付ける形が一般的です。

 

キャップ

水泳キャップ(帽子)も必須です。

市民プールやフィットネスジムのプールは、キャップなしでは入れないルールになっていることが一般的です。

キャップは大きく分けて2種類あります。

シリコンタイプメッシュタイプです。

 

シリコンタイプ

水が浸透しないため、髪の毛や頭皮を守りやすいという利点があります。

髪の毛が細くて弱い人、頭皮を気にする人(ハゲが気になる人)にはおすすめです。

最大の欠点は、熱がこもるため頭が蒸れることです。

練習を続けていると、人によっては頭が痒くなることがあります。

また初心者にとっては、最初はやや着脱が難しく感じます

慣れれば問題ありませんが、メッシュタイプの方が圧倒的に着脱は楽です。

 

メッシュタイプ

キャップを水が簡単に浸透するため、シリコンタイプよりやや髪の毛や頭皮が傷みやすいデメリットがあります。

一方、メッシュタイプでは熱がこもらないため、汗をかいても快適です。

特に汗かきの人は、水泳中はかなり汗をかきますので、メッシュタイプをおすすめします

 

耐久性は、いずれのタイプもほぼ同じと考えていいと思います。

シリコンタイプは、長く使っているとフチの部分が裂けてきます

メッシュタイプは、その素材自体がシリコンより弱いため、全体に傷んで伸びてきます

いずれも1〜2年で買い替えが必要です。

 

私は汗かきではありませんが、やはりメッシュの方が頭が涼しく快適なためメッシュを好んで使用します

レース時は水の抵抗が低いシリコンタイプのレース用キャップに付け替えます。

 

ゴーグル

水泳にゴーグルは必須です。

水から目を守るためと、他の泳者との接触を避ける安全のためです。

また水中ではゴーグルなしでは周囲がほとんど見えません。

壁や底のラインの位置も分かりにくいため、自分の位置が分かりにくく、練習の効率が下がります

 

ゴーグルにも2種類あります。

クッションがあるものとないものです。

クッションがあるタイプは、レンズのふちに顔を保護する目的でゴムがついています

おそらく、ゴーグルというとまず想像されるのはこちらだと思います。

一方、クッションがないタイプは、このゴムがないタイプです。

 

クッションがあるタイプは、目の周りが痛くないため快適ですが、長期間使っているとゴムがプールの水によって劣化します

耐久性がやや劣るのが欠点です。

 

クッションがないタイプは、レンズのプラスチックが直接肌に触れるため、人によっては目の周りが痛く感じます

ただしゴムがない分、耐久性に優れ、買い替えの頻度が少ないためコストが安くつきます

 

スポーツジムなどではクッションありタイプをつけている人の方が多数派です。

初心者の方はクッションありの方が着用しやすいでしょう。

 

ゴーグルは、レンズに細かい傷がついて徐々に見えにくくなってきます。

そうなると買い替えの時期です。

練習頻度によりますが、いずれも大体2〜3年程度はもちます

 

ゴーグルも安物を買ってはいけません

質の低い商品ではゴムがあっという間に腐食し、傷んだり、ベタベタになることがあります

クッションタイプでなくても、頭に回すバンドの部分はゴムです。

この部分にすぐに亀裂が入ることもあります。

スピード、アリーナ、スワンズ、ビューなど、専門ブランドのものを購入しましょう。

 

あると便利なもの

次に、なくても最低限の練習はできるものの、買っておいた方がいいものをまとめます。

前述の通り、ダイエットは継続の妨げとなるものを最初からなるべく減らしておくのが大切です。

ここにあげたものも、最初から買っておくことをお勧めします。

 

スイムタオル

どれだけ濡れても絞るだけですぐに脱水され、何度も体を拭けるタオルです。

「セームタオル」とも呼ばれています。

絞るだけで永久に拭き続けることができます

これがあれば大きなバスタオルやスポーツタオルを持参する必要がなくなるため、荷物がかなり減ります

 

またタオルと違って濡れることを心配しなくていいので、プールサイドまで持って行けます

使ったことがない人が初めて使えば、「魔法のタオル」のごとく感動されると思います。

一度買えば数年は持ちますし、水泳をするなら必ず買っておいた方がいいと思う便利グッズです

 

曇り止め

ゴーグルは、使っているうちに曇りやすくなってきます

新しいものでも、数ヶ月使用すればすぐに曇ります。

視界が常にクリアでないと、拭くのが面倒ですし、練習にも身が入りません。

練習前にレンズに塗るだけで十分ですから、便利な商品です

 

ドリンクボトル

水泳中は体が濡れていて、汗をかいていることを自覚しにくいため注意が必要です。

練習中の水分補給を怠りがちになり、脱水になる危険性があります

プールサイドにドリンクボトルを持ち込んでおき、定期的に水分補給をすると良いでしょう。

プールによってはペットボトルの持ち込みが禁止されているため、マイボトルがあった方が便利です。

 

必要なら購入をオススメするもの

最後に、必要なら購入をオススメするものまとめます。

金銭的に、最初から揃えるのはちょっと・・・という方は後回しでいいでしょう。

 

スイムバッグ

練習後は、水着、キャップ、ゴーグル、タオルなど全てが濡れた状態です。

普通のバッグに入れて長時間移動すると、カビが生えたり傷む原因になったりします。

スイムバッグ(スイマーズバッグ・プールバッグ)は、こうしたスイムグッズの持ち運びに適していて、風通しが良く乾きやすくなっています

また、バッグの素材自体も水に強く丈夫です。

余裕があれば買っておくと良いでしょう。

もちろん、普通のスポーツバッグなどでプールに通う人も多くいますので、必需品というわけではありません

 

耳栓

必須ではありませんが、人によっては好みで使用してください。

耳に水を入れたくない、という方は買っておきましょう。

もちろん普通の耳栓ではなく、水を通さない水泳ブランドのものを選びましょう。

(医学的に必須というわけではありません)

 

水泳の練習に必要なものをまとめました。

何事も継続が大切ですが、道具をきっちり揃えておかなければ続きません

ここにあげた必需品はしっかり買って練習を始めましょう。

なお、ここには書いていませんが、化粧水や化粧品、ヘアケア用品など、入浴後などに一般に必要なものは好みに応じて持参するようにしましょう。

 

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