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病院で症状をうまく医師に説明する方法/13の症状とチェックリスト

症状一覧を見る場合は以下のボタンをクリックしてください。

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症状チェックリストの使い方

病院で自分の症状がうまく説明できずに困ったことはありませんか?

「大丈夫」と言われて帰ってきたものの、あとで、

「あのことを言い忘れたけど、言わなくて大丈夫だったんだろうか」

と不安になった経験はないでしょうか? 

 

もちろん、うまく症状を説明できない患者さんから上手に情報を引き出すのが我々医療者の仕事です。

しかし、そのために患者さんは病院でいつも質問攻めにされることになります。

予想外のことを突然たずねられてうまく答えられないということもあるでしょう。

ただでさえ、病院に行って医師と話すのは心理的ストレスを伴う行為です。

まして、辛い時に自分の症状を正確に説明することなど難しくて当然です。

 

しかし、もし何を質問されるかが事前に分かっていたらどうでしょうか?

病院に着くまでに、あるいは待合で順番を待っている間に、余裕を持って答えを考えることができるかもしれません。

 

例を挙げましょう。

下痢をして病院に行ったとします。

「ここ1〜2週間以内になま魚やなま肉、生卵などの生ものを食べていないか?」

と聞かれてすぐ思い出せるでしょうか?

 

お腹が痛くて病院に行ったとします。

「最後に便が出たのはいつか?」

と聞かれてすぐ答えられるでしょうか?(毎日出ている方なら簡単ですが)

 

両足がパンパンにむくんできた。

「最近体重が増えていませんか?」

と聞かれても、「毎日計っていないので分かりません」とならないでしょうか?

 

実は、それぞれの症状に対して「医師が知りたいこと」は決まっています

通常、その知りたいことをまず質問してから診察に入ります。

診察しなければできない質問もありますが、多くの質問事項が症状から決まります

よって質問は事前に予測可能で、その答えを事前に準備していけば、スムーズに説明できるわけです。

単に何を質問されるかが分かっているだけでも心の余裕が生まれます

 

私はこうした観点から皆さんの受診をサポートするため、「症状別受診前チェックリスト」を作りました。

このページの下にある症状リストから該当する症状をクリックすれば、質問されるポイントと、想定される病気の説明を見ることができます。

一つの症状あたり、質問は4〜5個に絞っていますので、簡単にチェックできます。

 

また、全ての記事の末尾にチェックリストを置いています。

チェックリストにチェックしてスクリーンショットし、画面を見ながら説明することも可能です

複数の症状がある時は、それぞれの症状のページをご覧ください。

 

ぜひこのページをブックマークに入れて、活用していただけたらと思います。

 

ちなみに、病院に行くとまず受付で問診票を書かされます。

どんな症状であっても渡される共通の問診票です。

そこには、「どんな症状がいつからあるか」という簡単な質問と、

・これまでにした大きな病気(既往歴

・飲んでいる薬(内服薬

・家族がこれまでにした病気(家族歴

などの項目があります。

また、お酒タバコの量を書く欄があります。

これらはどんな症状であっても質問されることです。

あまり苦労されないとは思いますが、一応事前に頭に入れておくとよいかと思います。


以下に症状を並べています。

チェックしたい症状をクリックしてください。

症状一覧

腹痛

めまい・ふらつき

手足のむくみ

吐き気、嘔吐

下痢

咳・たん

腰痛

関節痛

頭痛

胸痛

手足のしびれ

発熱

息苦しい・呼吸困難