アンナチュラル」カテゴリーアーカイブ

アンナチュラル第6話感想&解説|感電による横隔膜の麻痺はありえるのか?

第6話はこれまで以上にミステリー色が強く、医学的には非現実的な設定が多かった。 特に、遠隔操作で腕から通電させ、第4頸髄(C4)だけを狙い撃ちで障害できるのは、さすがにドラマの世界だけである。 これを見抜いた中堂の天才性 … 続きを読む

アンナチュラル第5話 感想&解説|溺死体が発する苦しみのサイン

学生時代の法医学の講義で、私が最も印象に残っているのが「溺死」の回である。 水中で死体が発見された場合には、以下の3パターンを考えなければならない。 溺れて死亡(溺水) 水中で起こった急性の病気で死亡したもの 別の場所で … 続きを読む

アンナチュラル第4話 感想&解説|誰もがなりうる病気、椎骨動脈解離の謎

アンナチュラル第4話では、法医学というより、脳外科あるいは神経内科領域で重要な病態が登場した。 クモ膜下出血 椎骨動脈解離 の2つである。 クモ膜下出血は、頭部外傷を起こした際には特に診断の難しい重要な病態。 そして、椎 … 続きを読む

アンナチュラル第3話 感想|なぜ法医学者は傷から凶器を割り出せるのか?

アンナチュラルを見ていると、毎度のように学生時代の法医学の講義を思い出す。 法医学の世界では、ただの切り傷でも、切創、割創、刺創、裂創、挫創、杙創というように細かすぎるほど細かくわけ、さらにその傷を作った凶器を分類してい … 続きを読む

アンナチュラル第2話 感想&解説|サーモンピンクの死体が語るもの

学生時代に法医学の講義を受けると「物言わぬご遺体からいかに多くの情報が得られるか」という事実に驚く。 試験問題では、首の傷あとの写真を提示して、 「これは絞殺(他殺)か首吊り(自殺)か」 を答えさせるものもある(「首吊り … 続きを読む

アンナチュラル第1話 感想&解説|死因究明後進国を斬る法医学ドラマ

ドラマ「アンナチュラル」は、医療ドラマというよりミステリーに近く、難しい医療知識は出てこない。 ある意味、医療用語で言えばガリレオシリーズとほぼ同じレベルと言って良いだろう。 だが、アンナチュラルが持つメッセージ性は実は … 続きを読む