医療ドラマ」カテゴリーアーカイブ

アンナチュラル 解説|医学部では法医学と解剖学をどんな風に学ぶのか?

私はドラマ「アンナチュラル」の解説記事を毎週書いていますが、もちろん法医学は完全な専門外です。 しかしどの医師も大学時代に必ず法医学を詳しく学ぶので、私のような門外漢でも解説は十分可能です。 また法医学の講義では様々な遺 … 続きを読む

アンナチュラル 第9話感想|医師にとって身近なホルマリンと蟻酸の関係

法医学をテーマにしたアンナチュラルでは、毎回様々な死因が登場する。 第9話で登場した死因は、全く予想できない、ある意味「法医学の盲点」とも言えるもの。 特に今回はよくできた科学ミステリーのような筋書きで、完全に騙されてし … 続きを読む

医師の感想&ネタバレ解説|「がん消滅の罠 完全寛解の謎」のトリックはリアル?

「がん消滅の罠〜完全寛解の謎〜」は、2017年の「このミステリーがすごい!」で大賞を受賞した本格医療小説です。 がん消滅の罠 完全寛解の謎 (宝島社文庫 「このミス」大賞シリーズ) posted with ヨメレバ 岩木 … 続きを読む

アンナチュラル第8話 感想&解説|焼死体のレンガ色の血腫が意味するもの

アンナチュラルは、私たちが医学生の頃に学ぶ法医学の講義のテーマを順にたどるように進行する。 第8話は焼死。 焼死は、凍死や感電死などと同時に、「異常環境による死」として学ぶことの多い重要な死因である。 今回も「分かるとも … 続きを読む

アンナチュラル第7話 感想&解説|医学部の法医学の講義で最初に学ぶこと

ミステリードラマとしてますます面白くなるアンナチュラル。 第7話では、遠隔からの映像を使って法医学者のミコトが死因を言い当てる、というストーリーだった。 今回ミコトが死体の変化を表す言葉として使った「角膜混濁」「死斑」「 … 続きを読む

アンナチュラル第6話感想&解説|感電による横隔膜の麻痺はありえるのか?

第6話はこれまで以上にミステリー色が強く、医学的には非現実的な設定が多かった。 特に、遠隔操作で腕から通電させ、第4頸髄(C4)だけを狙い撃ちで障害できるのは、さすがにドラマの世界だけである。 これを見抜いた中堂の天才性 … 続きを読む

アンナチュラル第5話 感想&解説|溺死体が発する苦しみのサイン

学生時代の法医学の講義で、私が最も印象に残っているのが「溺死」の回である。 水中で死体が発見された場合には、以下の3パターンを考えなければならない。 溺れて死亡(溺水) 水中で起こった急性の病気で死亡したもの 別の場所で … 続きを読む